札幌ホワイトイルミネーションのデートを成功させるために、カップル向けの撮影スポットと必要な情報をわかりやすくまとめました。
冬の札幌を照らすこのイベントは、恋人たちの定番デートとして長く愛されています。
光に包まれた景色を並んで眺める時間は、ふたりの距離を自然に縮めてくれます。
ただ、会場が広く、寒さが厳しい夜は事前の準備がないと楽しみ切れないこともあります。
撮影ポイントに迷ったり、移動中に体が冷えたりするのはよくある失敗です。
そこでこの記事では、カップルに人気のフォトスポット、歩きやすいデートコース、スマホで写真をきれいに撮るコツ、そして寒さ対策までしっかり解説します。
「どこを回ればいいか分からない」「せっかくだから良い写真を残したい」という人に向けて、必要な情報だけをぎゅっとまとめました。
光に包まれる札幌の夜を、最高の思い出にしてください。
札幌ホワイトイルミネーションで必ず撮りたい!感動的な絶景フォトスポット5選
札幌ホワイトイルミネーションには数え切れないほどの光のオブジェが並びますが、その中でも「デートで絶対に撮っておきたい」スポットがあります。
ただ歩くだけでは寒さが勝ってしまったり、どこで写真を撮るべきか迷ってしまったりすることも。
あらかじめポイントを知っておくことで、SNS映えはもちろん、二人だけの特別な思い出を美しく残すことができます。
ここでは、大通公園を中心に、カップルに人気のフォトスポットを5つ厳選して紹介します。
どれもロマンチックな雰囲気満点なので、スマートフォンの充電をしっかり確保してから向かいましょう。
フォトスポット①:大通会場のシンボル「宇宙の領域」を背景に撮る一枚
大通公園2丁目会場などで展開されることの多い、シンボル的な巨大イルミネーション「宇宙の領域」は必見のフォトスポットです。
光が立体的に輝き、角度によって表情が変わるダイナミックな造形が魅力です。
撮影するときは、オブジェの全体が入るように少し下から撮ると、二人が光に包まれたような幻想的な仕上がりになります。
フォトスポット②:札幌駅前通の青い光のトンネルで撮るロマンチックなペアショット
札幌駅から大通公園まで続く駅前通は、青いLEDで彩られ、まるで光のトンネルのように輝く人気スポットです。街路樹の並び方が奥行きをつくり、どこから撮っても写真映えするのが魅力です。
中央分離帯の広場スペースを使うと、背景に光の道が一直線に伸び、映画のワンシーンのようなロマンチックなペアショットが撮影できます。
フォトスポット③:雪景色と光が映える!南一条通りの「隠れ家」イルミネーション
大通公園のにぎわいから少し離れた南一条通りは、落ち着いた大人の雰囲気が漂う穴場エリアです。
街路樹のイルミネーションが雪に反射し、柔らかく温かみのある光が広がります。
控えめで上品な輝きなので、寄り添ったアップ写真でも光が強く写りすぎず、やさしい表情の一枚が残せる隠れた名スポットです。
フォトスポット④:雰囲気が後押ししてくれるスポット!?特別な雰囲気が漂う秘密のスポット
会場内には、ハート型のオブジェや「愛の鐘」など、カップル向けの特別なフォトスポットが設置されることがあります。
恋人の聖地のような雰囲気が漂い、ツーショット用のスタンドが置かれていることも。
周囲もカップルが多いので、恥ずかしがらずに撮影しやすく、二人の距離がぐっと縮まる1枚が撮れるはず。
デートのクライマックスにぴったりのスポットです。
フォトスポット⑤:テレビ塔展望台から撮る!夜景全体を見渡すパノラマショット
地上のイルミネーションを満喫した後は、さっぽろテレビ塔展望台に向かい、空の上から会場全体を見渡してみましょう。
まっすぐに伸びる「光の川」が街を彩り、圧巻のパノラマ夜景が広がります。
窓の前に立ち、夜景をシルエット気味に写すと、都会的で洗練された雰囲気に。
イルミネーションとはまた違う、一生の思い出になる一枚が完成します。
大通だけじゃ物足りない!穴場スポットとプロ級に撮れる撮影裏ワザ
札幌ホワイトイルミネーションの中心といえば大通公園ですが、実は周辺にもっと静かでロマンチックなスポットが点在しています。人
混みを避けつつ落ち着いて写真を撮りたいカップルにとって、こうした穴場は大きな味方になります。
さらに、スマホでも美しく撮れる撮影テクニックを知っておけば、誰でもプロのような仕上がりに近づけます。
さりげなく案内したり、きれいな写真を撮ってあげたりすれば、パートナーの印象も一気にアップするはずです。
人が少ない穴場で混雑を気にせずゆっくり撮影すること
大通公園の西側エリアや、少し離れた札幌市北3条広場(アカプラ)は、メイン会場より落ち着いた雰囲気が魅力です。
特にアカプラでは、赤れんが庁舎の歴史的建築とイルミネーションが重なり、上品でシックな写真が撮れます。
人が少ないため、三脚がなくても手すりを使ってカメラを固定でき、二人のペースでゆったり撮影を楽しめます。
スマホで夜景をきれいに写すための基本テクニックを使うこと
夜景撮影でよくある失敗は、人物が暗く写ったり、背景の光が白く飛んだりすることです。
スマホでは、画面のやや暗い部分をタップして明るさを調整すると(AEロック)、全体のバランスが整いやすくなります。
ポートレートモードを使えば背景の光が美しくボケて、一眼レフで撮ったような仕上がりになり、誰でも簡単に雰囲気のある写真を残せます。
自然な流れで撮影をお願いできる一言テクニック
全身のツーショットは誰かに撮ってもらう方がきれいに写ります。
そんな時は、自撮りで苦戦しているカップルを見つけて「撮りましょうか?」と先に声をかけるのがスマートです。
相手の写真を撮ったあとで「私たちもお願いできますか?」と頼むと話がスムーズに進み、お互い気持ちよく自然な笑顔の一枚が残せます。
移動中に見逃しがちな光のオブジェや小さな装飾を探すこと
会場のメインオブジェに気を取られがちですが、会場間の通路や地下歩行空間(チカホ)の入り口付近にも、小さなイルミネーションが点在しています。
歩いている途中で「ここもきれいだね」と共有するだけで会話が弾み、デートの雰囲気もよりよくなります。宝探しのような感覚で、街中の光を楽しみながら歩いてみてください。
デートの満足度が上がる!寒さを気にせず歩ける防寒と服装のポイント
冬の札幌は夜になると氷点下が当たり前で、想像以上の寒さが身体に刺さります。
せっかくのイルミネーションも、寒さで震えてしまえば楽しさが半減してしまいます。
札幌ホワイトイルミネーションのデートをしっかり楽しむには、防寒対策と写真映えの両立が大切です。
ここでは、地元の人も実践する寒さ対策と、デートにぴったりな服装選びのポイントを解説します。
夜のイルミネーションでも冷えない必携防寒アイテムをそろえること
使い捨てカイロは、貼るタイプと貼らないタイプの両方を持っておくと安心です。
貼るカイロは背中や腰、靴用カイロは足元の冷え対策に役立ちます。
さらに、スマホ対応手袋、耳まで暖かいニット帽、厚手のマフラー、防風性のあるインナーの5つが揃えば寒さはかなり軽減されます。
写真映えと暖かさを両立できる冬デートコーデを選ぶこと
暗い夜道での撮影で真っ黒な服を着ていると、背景に溶け込んでしまい写真映えしません。
アウターやマフラーに明るい色を取り入れると、顔も明るく写り、イルミネーションの反射でより魅力的に見えます。
足元は滑りやすいため、ヒールは避けて滑り止め付きのブーツを選ぶのが安心です。
女性向け:おしゃれと防寒を両立できる着こなしを工夫すること
スカートを履きたい場合は、裏起毛タイツや二重タイツが必須。肌色に見える裏起毛のフェイクタイツなら、暖かさと可愛さを両立できます。
首元が開いた服は冷えやすいため、タートルネックやマフラーでしっかり防寒するのがおすすめです。
男性向け:スマートさを保ちながら暖かいアウターを選ぶこと
男性はダウンが最強ですが、スタイリッシュに見せたいなら厚手のウールコートにインナーダウンを組み合わせるのが万能です。
着膨れせずに暖かさをキープできます。
さらに、パートナーが寒そうにしていたらマフラーを貸したり、温かい飲み物を渡したりする気遣いが、どんな防寒よりも印象に残るはずです。
初めてでも迷わない!札幌ホワイトイルミネーションのおすすめデートコースと回り方
札幌ホワイトイルミネーションは、大通公園だけでなく駅前通や南一条通まで広がる大規模イベントです。
見どころが多い分、無計画に歩いてしまうと、寒さで疲れたり、せっかくのスポットを見逃したりしてしまうこともあります。
そこで、初めて訪れるカップルでも迷わず楽しめるように、目的に合わせて選べる2つのデートコースと、移動のポイントをわかりやすくまとめました。
効率よくまわれば、寒さを忘れるほどロマンチックな夜を過ごせます。
主要スポットを効率よく巡る「3時間集中」デートコース
短時間でしっかり楽しみたいカップルには、見どころを凝縮した3時間のコースが最適です。
まずはJR札幌駅からスタートし、駅前通のイルミネーションを歩いて眺めながら大通方面へ向かいます。
そのまま大通公園の1丁目〜4丁目を中心に、光のオブジェが最も多いメインエリアをじっくり鑑賞。
最後はさっぽろテレビ塔の展望台へ。上空から街に広がる光の景色を楽しんだあと、近くのレストランでディナーをすれば、短い時間でも満足感の高いデートが完結します。
寒さを避けながら休憩も取れるロマンチックな「ぬくぬく」コース
ゆっくり時間をかけて楽しみたい二人には、地下歩行空間(チ・カ・ホ)を活用した「寒さ回避コース」がおすすめです。
まず地上でイルミネーションを歩きながら楽しみ、体が冷えてきたらチ・カ・ホに降りてカフェでひと息。温まったら、また別会場へ行くために地上へ戻るという流れを繰り返します。
この方法なら体力を消耗することなく、会話も途切れず、長時間でも快適にイルミネーションデートを満喫できます。
地下鉄・市電を活用した便利なアクセスルートと所要時間
大通公園へ行くなら、地下鉄「大通駅」が最も便利で、各路線からのアクセスも抜群。待ち合わせにもおすすめの場所です。
南一条通や少し離れたレストランへ向かう際は、市電(路面電車)に乗るのも札幌らしい楽しみ方。
窓越しにイルミネーションの光が流れていき、移動中もロマンチックなひとときに変わります。
イルミネーションが見える立ち寄りカフェ&レストラン
大通公園周辺には、ガラス越しにイルミネーションを眺めながら過ごせるカフェやレストランが点在しています。
特に大通ビッセ内の店舗は、美しい光景を近くで楽しめる人気スポットです。
寒い外とは対照的な暖かい空間で、光に包まれながら過ごす時間は、デートの締めくくりを特別なものにしてくれます。人気店は事前予約が吉です。
事前にチェックしたい基本情報!アクセスや点灯時間と混雑のタイミング
「駐車場が見つからない」「思ったより早く消灯してしまった」など、当日に慌てるのは避けたいものです。
札幌ホワイトイルミネーションをスムーズに楽しむためには、基本情報を押さえておくのが大切です。
ここでは、デート前に確認しておきたいポイントと、混雑を避けるためのコツを紹介します。
準備さえ万全なら、安心してパートナーをエスコートできます。
デート計画に欠かせない開催期間と点灯時間を確認すること
イルミネーションは会場ごとに終了時期が異なります。大通会場は多くの場合12月25日までですが、駅前通や南一条通は2月〜3月まで点灯が続きます。
点灯時間は16:30〜22:00が基本ですが、期間によって変動することもあるため、事前に公式情報で確認しておきましょう。
大通公園へのアクセス方法とおすすめの周辺駐車場の選び方
大通公園に専用駐車場はないため、車の場合は周辺のコインパーキングを利用することになります。
ただし、イルミネーション時期の週末は満車続出。
そのため、公共交通機関を使うか、少し離れたエリアに車を停めて地下鉄で移動する「パーク&ライド」が賢明な選択です。事前予約できる駐車場サービスを使うのも安心です。
混雑を避けられる曜日・時間帯と混雑回避のテクニック
クリスマス前の週末は特に混雑します。ゆっくり楽しみたいなら、平日の20時以降が狙い目です。家族連れが減り、落ち着いて写真が撮れます。
週末しか行けない場合は、点灯直後の16:30〜17:00、または消灯直前を狙うことで、人混みのピークを避けられます。
快適に歩くために知っておきたい休憩場所とトイレ情報
冬の北海道では、暖かい場所の確保がデート成功の鍵になります。大通公園の公衆トイレは寒いため、地下街オーロラタウンや地下歩行空間(チ・カ・ホ)のトイレが清潔で快適です。
近くのカフェや地下への入り口を事前に把握しておくと、「寒くない?」「ちょっと休もうか」と自然にエスコートでき、パートナーへの気遣いも完璧です。
札幌ホワイトイルミネーション デートの疑問を解決!よくあるQ&A
札幌ホワイトイルミネーションを楽しむ前に、不安や疑問を解消しておけば、当日をもっとスムーズに過ごせます。天気や持ち物、レストラン事情など、知っておくと役立つ情報をQ&A形式でまとめました。
初めてのカップルでも、この内容を押さえておけば安心して特別な夜を迎えられます。
- 雪や雨の日でもイルミネーションは楽しめる?
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雪の日はイルミネーションが一段と輝き、まさにベストコンディションです。光が雪に反射して幻想的な雰囲気になり、むしろ雪の日を狙うカップルも多いほどです。
ただし、雨の日は足元が滑りやすく、服が濡れて体が冷えやすいので注意が必要です。そんな日は、地下歩行空間や建物内から鑑賞できるルートに切り替えると快適に楽しめます。
- 三脚やセルカ棒は使っても大丈夫?
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三脚やセルカ棒の使用は禁止されていませんが、混雑した場所では周囲の迷惑になりやすいため配慮が必要です。特に大通会場の通路では立ち止まって長時間撮るのは避けましょう。
人が少ない場所に移動して手短に撮影するのがスマートです。最近のスマホはナイトモードが優秀なので、手持ちでも十分きれいに撮れます。
- イルミネーションを見ながら食事できるレストランはある?
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大通公園沿いのビル、さっぽろテレビ塔、周辺のホテルには、窓からイルミネーションを眺めながら食事ができるレストランがあります。特に丸井今井や大通ビッセの上階は人気です。
この時期は予約が集中するため、眺めの良い席を狙うなら早めの予約が必須です。
- おすすめのホテルや宿泊先は?
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イルミネーションデートのあとに泊まるなら、夜景がきれいで、カップルが落ち着いて過ごせるホテルを選ぶのがおすすめです。
札幌駅周辺でアクセス重視なら、京王プラザホテル札幌やJRタワーホテル日航札幌が定番。 高層階からの夜景を楽しみたいなら、札幌プリンスホテルも人気があります。
静かに過ごしたいカップルには、プレミアホテル中島公園 札幌、 大人っぽい雰囲気を重視するならANAクラウンプラザホテル札幌も候補になります。
ホテルごとに夜景の見え方や雰囲気、過ごしやすさは大きく異なります。 カップル向けに厳選した夜景ホテル5軒を、比較しながら紹介した記事もあるので、 宿泊を考えている方はチェックしてみてください。
- デートの予算はどれくらい?
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イルミネーション鑑賞自体は無料なので、主な費用は食事代やカフェ代、テレビ塔展望台の入場料(大人1人1000円程度)です。
ディナーをしっかり楽しむなら二人で1万円〜1万5千円、気軽に済ませるなら5千円ほどが目安になります。
ミュンヘン・クリスマス市が開催されている期間は、ホットワインや雑貨の購入などでプラスの出費が出ることもあるため、少し余裕を持っておくと安心です。
札幌ホワイトイルミネーション デートについてまとめ
札幌ホワイトイルミネーションは、寒さも忘れるほどロマンチックな光に包まれ、カップルに特別な時間を与えてくれるイベントです。
この記事で紹介した撮影スポットや混雑回避のポイント、防寒対策を押さえておけば、より快適で思い出深いデートが実現できます。
幻想的な光の演出に加え、あなたのさりげない気遣いがあるだけで、パートナーにとって忘れられない冬の思い出になるはずです。
ぜひこの冬、札幌の街が輝く夜へ出かけ、二人だけの素敵な時間を楽しんでください。
イルミネーションの余韻を、もう少し楽しみたい二人へ
札幌ホワイトイルミネーションを満喫したあと、 「このまま帰るのは少し名残惜しいな」と感じるカップルも多いはずです。
そんな夜は、夜景が見えるホテルでゆっくり過ごすのもおすすめ。
冷えた体を温かい部屋で休めながら、窓いっぱいに広がる札幌の夜景を二人で眺める時間は、 デートの締めくくりにぴったりです。
札幌駅直結で一番夜景がきれいなホテルを今すぐ知りたい方は、下記のリンクから。 どのホテルが二人に合うか比較したい方は、記事を読み進めてみてください。
