岩手県盛岡市の薮川(やぶかわ)は、「本州一寒い場所」として知られる極寒の地。
そんな特別な環境だからこそ誕生する冬のイベントが「まほら岩手 氷の世界」です。
氷で作られた幻想的な造形や40万球のイルミネーションは、まるで別世界に迷い込んだような美しさ。
この記事では、開催期間や料金、見どころ、アクセス方法までを詳しくご紹介します。冬の思い出づくりに、ぜひチェックしてみてくださいね。
まほら岩手「氷の世界」はいつからいつまで?
例年「氷の世界」は1月中旬から2月下旬にかけて開催されます。
ただし、気温や積雪状況によって日程が前後するため、訪れる前に必ず公式サイトやSNSで最新情報を確認することが大切です。
気温次第で変わる開催期間
氷の造形は薮川の厳しい寒さを利用して作られています。
そのため、暖冬の年はオブジェが溶けてしまい、やむを得ず期間が短縮されることも。
逆に冷え込みが厳しい年は、長く楽しめる場合もあります。予定を立てる際は天候を気にかけておくと安心ですよ。
昼と夜で変わる楽しみ方
日中は太陽光を浴びて氷が輝き、青空とのコントラストが見事。
写真映えもばっちりです。
一方、夜はイルミネーションが点灯し、会場全体がロマンチックな雰囲気に変わります。
迷ったら夕方から訪れて、昼と夜の両方を楽しんでみてください。
混雑のピークはいつ?
過去の傾向では、土日祝日とイベント終盤の週末が特に混雑します。
ゆったり見たい方は平日の日中が狙い目です。
比較的空いているので、自分のペースで散策できますよ。
まほら岩手「氷の世界」薮川の見どころ5選
見どころが盛りだくさんの「氷の世界」。その中でも特に注目したい5つをピックアップしました。
1. 氷の洞窟と氷の城
会場の中心にそびえる氷の洞窟と氷の城は、まさにシンボル的存在。
洞窟の中に入れば氷柱が頭上に連なり、非日常の世界を体感できます。
夜のライトアップは特に息をのむ美しさで、見逃せません。
2. 40万球のイルミネーション
夜になると40万球の光が一斉に灯り、氷と光が織りなす幻想的な空間が広がります。
七色に変化する光の演出は、SNS映えも抜群。スマホでも十分撮影できますが、一眼カメラならさらに迫力ある写真を残せますよ。
3. 自然が生む氷瀑
マイナス20℃近い気温が続く薮川では、滝が凍りつき氷瀑(ひょうばく)が出現します。
年ごとに姿が変わるため、その瞬間にしか見られない自然の芸術。ぜひじっくり眺めてみてください。
4. 氷の滑り台とかまくら
子ども連れに人気なのが氷の滑り台やかまくら体験。大人も思わず童心に帰って楽しめるはずです。
記念撮影スポットとしてもおすすめですよ。
5. あったかグルメ
冷えた体を温めてくれるのが、会場に並ぶグルメ。
地元食材を使ったスープや甘酒、焼き芋など、寒さを忘れるおいしさが揃っています。
幻想的な景色を眺めながら味わえば、特別なひとときになるでしょう。
【入場料】料金とお得情報
気になる料金は次の通りです。
- 大人(中学生以上):1,200円
- 小学生:600円
- 小学生未満:無料
※変更の可能性があるため、最新情報は公式サイトで確認してください。
割引や前売り券を活用しよう
提携宿泊施設や温泉とのセットプラン、コンビニ前売り券など、お得な方法が用意される場合があります。
JAF会員割引やカード優待が適用されることもあるので、事前にチェックしておくと安心です。
支払い方法の注意点
フードブースや露店は現金払いのみのケースが多いため、あらかじめ準備しておくのがおすすめです。
電子決済が使える場合もありますが、電波状況によっては不安定になることもあるのでご注意ください。
アクセス方法と駐車場情報
車で行く場合
盛岡市街地から国道455号を使い、約40分で到着します。
路面は凍結していることが多いため、スタッドレスタイヤやチェーンの装備は必須です。
公共交通機関を利用する場合
最寄りの鉄道駅はJR盛岡駅です。
そこからバスで薮川地区へ向かうルートもありますが、本数が少ないため車やタクシーを利用する方が現実的です。
予約しておくと安心ですね。
バスの本数は少ないので、事前に時刻を確認しましょう。
駐車場情報
会場には無料駐車場がありますが、週末は満車になることも。
混雑を避けるなら早めの来場がおすすめです。
寒さ対策と持ち物リスト
まほら岩手 氷の世界は、本州一の寒さを誇る薮川で開催されます。
万全の寒さ対策をして、快適にイベントを楽しみましょう。
【服装編】アウターからインナーまでしっかり防寒すること
服装は、重ね着が基本です。
まず、肌に直接触れるインナーは、吸湿発熱素材のものを選ぶと効果的です。
その上にフリースやセーターなどを重ね、一番外側には、風を通さない防寒性の高いダウンジャケットやコートを着用しましょう。
首元や手首、足首を冷やさないように、マフラーや手袋、厚手の靴下も必須アイテムです。
【持ち物編】あると便利なカイロやスマホ用バッテリー
持ち物も、寒さ対策の工夫を凝らすことが大切です。
ポケットに入れる貼るカイロや、靴の中に貼るカイロは、体全体を温めてくれます。
また、寒い場所ではスマートフォンのバッテリーの消耗が早くなるため、モバイルバッテリーを持参することをおすすめします。
カメラのバッテリーも同様に消耗が早いので、予備バッテリーを準備しておくと安心です。
子ども連れにおすすめの防寒グッズ
お子様連れの場合、お子様用の防寒グッズも忘れずに準備しましょう。
手袋やマフラー、ニット帽はもちろん、耳まで隠れる耳あてや、足元を温める厚手の靴下、防水性のあるスノーブーツも必須です。
また、お子様用の貼るカイロは、お腹や背中に貼ってあげると体全体が温まります。
まほら岩手「氷の世界」の混雑状況は?知っておきたい攻略法!
週末や祝日は多くの人が訪れるため、まほら岩手 氷の世界は混雑が予想されます。
ここでは、混雑を避けてスムーズにイベントを楽しむための攻略法をお伝えします。
混雑を避けるなら平日や開催時間直後を狙うこと
混雑を避ける最も簡単な方法は、平日の日中に訪れることです。
土日祝日に比べて来場者が少ないため、ゆったりと氷のオブジェを鑑賞したり、写真撮影を楽しんだりできます。
また、週末しか行けない場合は、開場時間直後を狙うのがおすすめです。この時間帯はまだ来場者が少ないため、スムーズに入場し、人気のスポットをゆっくり見て回れます。
夜間や週末に混雑する理由とは?
氷の世界が夜間や週末に混雑する最大の理由は、やはりイルミネーションです。
昼間とは全く異なる幻想的な雰囲気が味わえるため、多くの人がその時間帯を狙って訪れます。
特に、SNS映えする写真を撮りたい人にとっては、夜間のライトアップは欠かせません。
混雑を覚悟しても、夜間の景色は一見の価値ありですよ。
スムーズに入場するための工夫と裏ワザ
チケットを事前にオンラインで購入しておけば、当日券売機に並ぶ時間を短縮できます。
また、公共交通機関を利用すれば、駐車場の混雑を気にせず会場にたどり着けます。
もし車で行く場合は、周辺の道路も混雑することがあるので、時間に余裕をもって出発することが大切です。
まとめ
「まほら岩手 氷の世界」は、薮川の厳しい寒さが生み出す幻想的な冬の祭典。
氷の洞窟や城、イルミネーション、氷瀑など、見どころは尽きません。
さらに、体験アクティビティや温かいグルメも充実しています。
ぜひ寒さ対策を万全にして訪れ、この時期にしか出会えない絶景を楽しんでみてください。